case 症例紹介

歯周組織再生治療

歯周組織の再生によって重度歯周病が治癒した症例 ~エムドゲイン®ゲルと骨補填材を用いた歯周組織再生治療~

『歯周病のため右の奥歯が冷たいものや熱いものにしみて痛い。』という主訴でご来院されました。
『痛みを無くして、自身の歯を永く残したい。』とのご希望から、歯周病の基本治療を行って、歯周組織再生治療を行いました。

【治療内容】 46,47  歯周組織再生治療

【治療期間】 約半年間(組織の治癒を待っている期間は他の部位の治療を行っています)

【副作用】 術後感染、歯周組織の再生度合いには個人差あり

【治療費用】 歯周組織再生治療 110000円  ※治療当時の価格となります。
    

※画像の掲載に関し、ご本人様の同意を得ています。
※治療費は不定期に変動します

初診時、ope時

初診時、ope時

初診時のデンタルX線写真と、同部の手術時の口腔内写真(グレースケールに編集)

デンタルX線より、46,47(右下6,7)間の歯槽骨の垂直的な吸収を認めます。
口腔内写真より、同部は、歯間方向に2壁性、歯根方向に3壁性の、複合性骨欠損であることが分かります。

同部に対して、エムドゲインゲルと骨補填材を用いて歯周組織再生治療を行いました。

手術前後の比較

手術前後の比較

手術前後の歯槽骨の位置の比較(デンタルX線)

初診時と、手術から1年経過後のデンタルX線写真です。
黄色の点線と矢印を基準にして比較して見ると、矢印部分の歯槽骨のレベルが、点線近くまで大幅に回復していることが分かります。
歯周組織の再生によって重度の歯周病が治癒しています。

現在は手術から5年経過しておりますが、この間、歯周メインテナンスに定期的にお越しいただいたことで、患部は安定した歯周状態を維持できています。初診時に自覚されていた同部位の冷温水痛の症状は、術後~現在に至るまで消失しています。

歯周病は、その成り立ちが患者さんによって異なります。なぜ歯周病になったのか?複雑化する病気の成り立ちを、検査と問診によって一つ一つ考察し、正しい診断をすること、そして適切な治療計画に基づいて治療していくことが、治癒を導きます。

本患者さまにおかれましては、長期間の治療にご協力いただきまして、ありがとうございました。また、資料掲載にご協力賜りましたことを感謝申し上げます。
引き続き、定期的なメインテナンスによって、健康的な歯周状態を維持できるよう、努めてまいりたいと思います。

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