case 症例紹介
失活歯を含む医療ホワイトニング ~デュアルホワイトニングによって失活歯の変色が改善された症例~
【治療内容】 医療デュアルホワイトニング
【治療期間】 2~3週間
【副作用】 知覚過敏、ホワイトスポット、後戻りなど
【治療費用】 55000円~(難易度によって価格は変動)
※画像の掲載に関し、ご本人様の同意を得ています。
※治療費は不定期に変動します
before〈施術前〉
施術前 口腔内写真
全体的に黄ばみと色むらがあります。
左側上顎犬歯(黄色矢印)は、神経のない失活歯です。
通常、失活歯は、神経の生きている生活歯に比べて、黄褐色~茶褐色に変色しやすくなります。そのため、神経の治療後、経年的に変色が進み、周囲の歯よりも目立ちやすくなる傾向があります。
before〈施術前〉
施術前 口腔内写真 側方面観
側方からみたお写真です。
犬歯(黄色矢印)は周囲の歯よりも濃い黄褐色を呈していることが分かります。
失活歯は通常の医療ホワイトニングでは白くなりにくいと言われていますが、歯の状態によっては医療ホワイトニングで白くできる場合があります。
医療ホワイトニングは本来、生活歯を白くする治療ですので、全体的にトーンアップを叶えることが可能となります。
失活歯のホワイトニング治療としては、医療ホワイトニングの他にウォーキングブローチという治療法があります。また、削って被せ物を入れる治療法もあります。しかしこれらの治療は、歯が破折するリスクや、歯を削ることによって生じるさまざまなリスクを伴うものと考えます。
after〈デュアルホワイトニング後〉
施術後(デュアルホワイトニング後)口腔内写真
デュアルホワイトニング後の口腔内写真です。
薬剤への反応が良好で、【誰が見ても分かる白さ】にまでトーンアップしました。
失活歯も生活歯と同じレベルの白さにまで改善しました。それによって色ムラも目立たなくなりました。
本症例では、特にオフィスホワイトニングが効果的に作用したものと考えます。半年~1年の間隔でオフィスリタッチをされると、より白さをキープできると思います。
患者さまには、治療へのご理解ならびに資料掲載へのご協力を賜りまして、ありがとうございました。
失活歯を含む口腔内を全体的に白くされたい方は、まずは医療ホワイトニングをされてみることをお勧めいたします。歯が折れやすくなるリスクや歯を削るリスクを抑えることが可能になると考えるためです。
当院では、お口の中のさまざまな状況や患者さまのご希望に応じて、リスクの低い治療法から順を追ってご提案、施術することが可能です。効率的で効果的な医療ホワイトニングを目指しています。
失活歯の変色や歯の黄ばみでお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。