implant インプラント治療

歯周病のプロによる
インプラント治療

長持ちするインプラントと長持ちしないインプラント。その違いは何かを考えたとき、「土台の骨がしっかりしていてある程度正しい位置・方向に植立でき、かつ自分で掃除しやすいこと」は条件のひとつであるでしょう。
地盤がしっかりしていないところに家を建てても数年後には傾いてしまう。きちんと掃除をしなければ家全体が汚れて消耗してしまう。それと同様に、インプラントもきちんとした土台に植え、きちんと手入れ(掃除)をしないと長持ちしないのです。

そこで、「歯を残す」専門家である歯周病専門医のインプラント治療では、長持ちしている『歯の周りの組織』に注目します。できるだけその部分と同じようになるよう歯周組織を手術などで改善してからインプラント治療を行い、アフターフォローも適切に行っていくことで、歯を失った方にとっては画期的と言える、この歴史ある治療法の予知性(長持ちする度合い)を高めていくのです。

大切な歯を失うということ

痛みや腫れ、出血などの症状が出てしまい、歯医者さんに通うことになった。
そして色々と治療はしてみたけれど、残念ながら歯を抜くことになってしまった。

早く見つかればそのリスクを避けることはできますが、発見が遅れてしまい、最終的な手段をとらなくてはならなくなる例は少なくありません。
また、その後の処置次第では、1本もう1本とさらに失ってしまう可能性もあります。

歯を失う二大原因はむし歯と歯周病です。そして一般的に、歯は奥歯から失われる傾向にあります。若いうちはむし歯で失われる場合が多いですが、50歳を過ぎると、歯周病で失われる歯が多くなります。

歯を抜いた後の色々な選択肢

「健康な歯が生えていた時のように、ストレスなく物を噛み、美味しいものを味わうことができたら」。
そのような患者さんのご要望に応えるために、歯科医院ではいくつかの選択肢をご用意しています。

最も一般的に認知されているのが「ブリッジ」です。
これは、抜けた歯の両となりにある歯を削り、人工の歯を金属でつなげるというものです。

そして「義歯(入れ歯)」。
これは、抜けた歯の前後に留め金を引っ掛け、人工の歯を取りつけるというものです。

最後に、そのまま放置。これは一番よくありません。歯が抜けた状態を『欠損』といいますが、欠損部位があるとその両隣の歯や、かみ合う反対側の歯にまで悪影響を及ぼす可能性が高いことが分かっています。

これらの方法は保険が適用される場合も多く、費用を抑えることができるため、長らく歯科医院にて扱われてきましたが、それぞれ当然デメリットもあります。

義歯・ブリッジのデメリット

・ブリッジ

少なくとも両となりの歯を、健康な場合でも削らなければならない。
両となりの歯に負担がかかり、その寿命を短くしてしまう可能性がある。
両となりの歯が虫歯になったとき、処置が大変になることもある。
銀歯の範囲が多くなる可能性があり、見た目が悪くなる。

・義歯

異物感によるストレスを感じる。
今まで通りに発音ができなくなる可能性がある。
硬いプラスチック製の義歯は歯茎に接触すると痛みを引き起こす可能性がある。
食後などに取り外して清掃しなければならない。
銀色の金具が見えると見た目が悪くなる。

インプラントという
革新的で歴史のある治療法

これらのデメリットを補う方法として考え出されたのが、「インプラント」と呼ばれる画期的な方法です(研究段階を含めると、半世紀以上の歴史を持つ治療法です)。
これは、歯の抜けた部分にチタン製のネジを入れ、そこに人工の歯をつけるという方法です。

義歯のような異物感・違和感もなく、ブリッジのように無関係な歯を削る必要もないため、リスクを抑えながらの治療が可能です。また入れ歯のように取り外す必要もなく見た目も自然なため、本当に自分の歯のような自然な仕上がりになり、一度治療が終わり、歯科医師の注意事項を遵守して頂ければ長くその状態を保つことのできる素晴らしい治療法です。

しかしながら、手術が必要であり、しっかりと治療計画を練ってからの処置になるため、事前検査からアフターケアまでしっかりとサポートしていく必要があります。

SDCの
インプラント治療 「インプラント」を「歯周病の専門家」に
任せるべき理由

インプラント周囲炎という落とし穴

歯を失う原因の第一は歯周病であり、当院では歯周病専門医がインプラント治療を行います。インプラントはむし歯にこそなりませんが、「インプラント周囲炎」と呼ばれる、インプラントを支えている骨が溶けていく歯周病と似た病気になることがあります。

これを防ごうとするとき、「歯周病になりにくい歯とは?」というところにヒントがあります。歯周病とは、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。つまり何よりもまず、歯を支えている骨が厚くしっかりしている必要があり、また歯茎も厚くしっかりしている必要があるのです。

同様のことがインプラントにも言えます。しっかりした骨、そしてしっかりした歯茎に支えられたインプラントこそが、「インプラント周囲炎になりにくいインプラント」であると考えています。

インプラント治療の前に

しかしながら、インプラント治療を検討されている方には、骨や歯茎が少ない方が多いという傾向があります。その理由は、歯周病です。歯周病で歯を抜かなければならなくなった時は、当然歯がぐらついている状態です。歯がぐらつくということは、歯を支えている骨が溶けてしまっているということです。骨が溶けてしまえば、それに応じて歯茎もやせてしまうのです。

つまり、骨や歯茎が減ってしまったままの部位にインプラント治療をしても、当然ながらインプラント周囲炎になってしまう可能性が高いのではないかと考えられます。

これらのことから、インプラント治療を行う前に、歯周病で失われてしまった骨や歯茎を治す必要があることがわかります。これで、インプラント周囲炎になりにくいインプラント治療が行うことができるのです。

歯周病専門医ならではの強み

当院の強みは、しっかりと研究と実績を積んできだ歯周病専門医が、インプラント周囲炎になり難いインプラント治療を行えることです。

当然、骨や歯茎を治してからのインプラント治療となると、時間や費用が大きくなってしまう部分もあります。しかし、インプラント治療とは「少し高いコストをかけても、長い間の安心を買いたい」患者様がよく選ばれる治療法です。どうせ受けられるのであれば、ひと手間ふた手間かけてでも、その願いがしっかりと叶うような治療を行うべきだと考えております。

そして、「インプラント治療を開始する前に歯周治療によって歯周病を安定させる必要がある」という内容は、日本口腔インプラント学会のガイドラインにも明記されており、もはや世界的な常識です。治療をご検討されている方は、「歯周病専門医が歯周病治療をきちんと行った上で、インプラント治療を行う」ということの必要性をご理解された上で、医院選びを行うことを強くおすすめします。

SDCでの診察の流れ問診から手術まで

問診

問診

検査

検査

診断 治療計画

診断
治療計画

インプラント手術もしくは骨造成等手術

インプラント手術
もしくは
骨造成等手術

診断模型および治療計画の重要性

インプラントの治療計画作成の方法には補綴主導型(トップダウントリートメント)と外科主導型の2種類があります。

補綴主導型は、模型やCT画像を用いて事前にシミュレーションを行い、歯の代わりとしての機能だけでなく、見た目も最適になるようインプラントの位置を決めるというものです。それに基づいて、チタンのネジを埋める位置を決め、そのために歯槽骨、歯肉を望ましい条件に整えるという治療計画の立て方です。

それに対して外科主導型は、歯槽骨の状況等を考慮し、もっとも自分の『骨』に有利な位置にチタンのネジを埋めるという治療計画の立て方です。自分の骨だけにネジを埋めることができる反面、インプラントの位置はこのネジの場所によって制限されるという特徴を持っています。

当院の採用する治療計画

当院では、予後の安定のために海外でも国内でも最も多く使用されている骨となる材料(骨補填材)を用い、補綴主導型での治療を採用しています。

1. ネジをなるべく理想的な位置、方向に埋入するため、骨をつくることを重要視している
2. 歯周病(インプラント周囲炎)を防ぐため、強い歯茎をつくることを重要視している

ことがその理由です。
これら2つの治療法に対する考え方について、様々な視点からの研究により、歯科界全体での明確な答えは今も出ていません。
したがって当院では、最新の情報を常に意識し、実際の臨床の場では患者さんと相談し、最適な手段を選んでいきたいと考えています。

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