歯の表面にできた白い模様や斑点。ホワイトスポットという、歯のエナメル質の病変で、白くシミのように浮き出て見えるため審美障害を伴うことがあります。
ホワイトスポットは、歯が生えてきた時にすでに存在している先天性のものもあれば、歯科矯正後やホワイトニング後、虫歯によるものなど後天的なものもあります。
このホワイトスポットに対して、従来は、フッ素やCPP-ACP配合の薬剤を塗布して経過観察、あるいは、削って詰める治療が主流でした。
薬剤塗布では即効性がなく見た目の改善がすぐには見込めませんし、充填材料を詰める治療には歯を削るリスクを伴います。
治療やホワイトニングのカウンセリングを行う中で、前歯部の審美障害をかかえる患者さんがたくさんいらっしゃることを実感してきました。その中でホワイトスポットのお悩みも数多く聞いてきました。
『ホワイトスポットを歯を削らずに治したい。』という強い思いのもと、削らずに治すホワイトスポット治療について、時間をかけて学び、習得してきました。
その中でも、Icon®治療は、適応範囲が広くて難しい症例にも対応でき、治療の完成度を高めることが可能だと考えています。
Icon®治療とは、ホワイトスポットの内部に薬剤を浸透させて光の屈折率を変化させることによって、ホワイトスポットを目立ちにくくする治療法です。
私自身が歯科治療をする上で大切にしている、【歯をなるべく削らずに残す予防の概念】と【エナメル質のケア】。これらがともに叶えられる治療法であると確信しています。
ホワイトニングを専門的に長く続けてきたからこそできる、ホワイトニングとの併用治療も可能です。
また、イエロースポットやブラウンスポットの治療も可能です。
ホワイトスポットでお悩みの方、Icon®治療にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
深在性のホワイトスポットの症例を更新しております。ぜひご参考になさってください。
症例① 歯を削らないホワイトスポット治療 ~ホワイトニングとIcon®の併用によって、自然な美しさを追求した症例~ – 下江歯科医院
下江 優子
